2010.09.11-12 マラッカ(1)

今回のシンガポール行きは成田を午後に出発する便にし、シンガポールに夜中に到着し、空港内の「トランジットホテル」に宿泊し、翌早朝にGolden Mile Complexというマレーシア行バスのバスターミナルとなっている建物に移動することにします。

マラッカに関するとても充実した情報サイトを最初に挙げておきます。かなり参考にさせていもらいました。日々、情報が充実していきますのでぜひご参照ください。すばらしいです。

マラッカガイド(トニーさんのHP)

飛行機は17:05の搭乗時刻が17:30頃になるとのことでしたが、到着は定刻を予定しているとのこと。11日は予定が詰まっていないので気楽に待ちます。

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出発は遅れたものの、ANA便は予定通りチャンギー空港に到着しました。23:30を回り少し空港の中でうろうろしてしまいましたが、「Transit Hotel T2」が無事に見つかり、チェックインできました。

チャンギー空港のTransit Hotelはセキュリティエリア内にあるので、飛行機が到着してから出国審査に進む前に泊まります。このため、預けた荷物がある人は心配ですが、一定時間、荷物引き取り場所で回っている荷物は、ちゃんと空港で保管しておいてくれるそうです。しかし、はじめてのトランジットホテル利用なので、機内持ち込み荷物だけにします。

ホテルへのリンク(Ambassador Transit Hotel

トランジットホテルは、ネットから簡単に予約できるので早めの予約がよさそうです。チェックインの時、満室で断られている方が何名かいました。ちなみに最低が6時間の利用で1時間単位で利用時間を事前に申告し、チェックイン時に前払いをします。7時間(6時間+1時間)利用で83.57$をクレジットカードで払いました。

スタンダードルームで予約していましたが、運良く広い部屋にしてもらえました。空港にあるホテルらしく、防音のためか「窓がない」のがちょっと特徴的ですが、基本的なものやバスタブもある部屋なので快適でした。もう12時も回っていたので即就寝。

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今回は主な目的地がマレーシアのマラッカで、マラッカはシンガポールから高速バスで4時間程度、旅程を確定しておきたいのでネットで高速バスのチケットが手配できる会社から確保しました。

マラッカなどマレーシア向けVIPバスの会社のリンク(Grassland Express & Tours Pte Ltd.)

12日は5:30にセットした目覚ましよりも少し早く目が覚め、準備の後、6:00にはチェックアウトしました。6時間15分くらいの利用だったのですが、6時間以上の延長料金は1時間刻みでしたし、早くチェックアウトする根性もなかったので仕方ないです。

入管では何かを聞かれるのかと思いましたが、担当官はスタンプを押す間「キャンディでもどうだい。一つと言わず2~3個!」などと言ってくれました。入国カードには「トランジット」にマークをしたので、「マラッカに今日行くんですね」との確認のみ。

恒例の両替は、

10,000円=160.10SGD

前回よりもまた円高が進んでいました。今回はこれまでののころにシンガポールドルがあること、前回のクアラルンプール滞在の残りのリンギットがあったので、両替は少なめでした。タクシーには6:30ごろのれまして、そのまま15分ほど(16.40SGD)でGolden Mile Complexに到着しました。外観はこんな感じの建物です。

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場所はMRTでいうとラベンダー駅が最寄りとなりますが、荷物を持って歩くにはちょっとしんどい距離です(事実、帰りにはGolden Mile Complexからラベンダー駅まで歩いて干からびました・・・)。地図中、右下のオレンジ色の大きな建物です。

GoldenMileComplexMap

ここにはいくつも旅行代理店が入っており、マレーシア向け長距離バスの発着場所になっています。ネットで予約した段階で、クレジットカードで決済済みなのでバウチャーを受付に出すと、乗車券をくれます。またマレーシアの出入国カードもくれるので、待ち時間に書いておくとあわてません。

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長距離バス(といっても4時間)に乗るのは久しぶりなので、朝食は控えておきます。通常8:00発が多いのですが、利用した曜日は7:30発でした。

マラッカまで乗るバスで、途中の出入国の手続きの時たくさんのバスがあるというので、間違えないように写真を撮っておきました。また、バスのナンバープレートもチケットに記入されているので意識しておく必要があります。

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チケットも記録しておきます。「PFA9922」というのがバスのナンバープレートです。ネットで予約時に1+2列というシートの2A(左側の1列席)を確定しておくことができました。

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バスはほぼ定刻通りの7:35頃に出発しました。慣れた人だと途中乗車も依頼できるようで、ブーンレイ駅近くのバス停で人を乗せてからTUASチェックポイントに向かいました。バスでは車掌のような仕事している人が「パスポート!」と教えてくれます。

ここではシンガポールの出国手続きを行います。下車したのが8:25だったので、シンガポール内で50分もかかっています。出国カウンターの人はとても親切で

「シンガポールに戻ってきますか?」というので
「はい、明日の夕方マラッカから帰ってきます」

というと、シンガポールの出入国カードをくれました。そして、再乗車したのが8:40。

そしてしばらくすると、Causewayと並んでシンガポールとマレーシアを結ぶ、Second Linkの大橋が見えてきます。

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マレーシア側の入管には8:45ごろ到着し、問題なくスタンプをおしてもらいました。また税関にはだれも職員がいませんでした。8:55には全員そろいまたバスは出発しました。

9時を20分くらい過ぎると、「Melakaまで184km」との標識。マレーシアの高速道路の状態は、ものすぐごく良いものでした。またマレー語の看板の世界になったことに、ふと気付きます。

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約2時間ちょっと走り続けましたが、車窓はマレーシアっぽい。

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バスは高速道路をおり、マラッカ市街地へと向かいます。多くのバスは市街地から少し離れた「マラッカセントラルバスターミナル」に到着しますが、このグラスランド社のバスは市街地に近い「Ta Chi Cafe」やこの社のツアーで使用するホリデイ・イン、などのホテルに泊まり最後に「ホテル エクアトリアル マラッカ」まで行きます。

自分のチケットは、ツアー用ではなく個人手配なので「Ta Chi Cafe」までと書いてあるのですが、車掌さんにお願いしてみると、自分の泊まる「エクエトリアルホテル」まで乗っていてもいいとのこと。ホテルの玄関まで、数か所のホテルによりながら追加料金などなく、心意気?で乗せてくれました。約4時間でシンガポールからマラッカまでバスでたどり着きました。

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ひなびた田舎かと勝手に思い込んでおりましたが、なかなか立派なホテルです。さて、12時過ぎについてしまい、普通は15時からのチェックインなのでどうなるかと思いながらも、かなりの列を並んで待っていました。暑い国の人は作業スピードなど気にしませんし、横入りがあっても軽ーく見過ごすので、余計に時間がかかります。とはいえ、私と私の前の人のところに割り込んだように見えた人は、私に向かって

「(前の人を指差し)この人とと同じグループなんだが、部屋を変える依頼をしていたので様子をききたい。誠にすまない」

と丁寧に説明されたので、力なく。「No problem」

やっと順番が回ってきたのがかれこれ12時半前でしたが、早く着いたのでアーリーチェックインをお願いするのはこちらの方。

「早めのチェックインお願いできますでしょうか?」

とかなり丁寧目に聞いてみたところ、「お部屋は準備できますよ!」とのことでカギをもらいチェックイン完了。今回は「Expedia」から予約していきましたので、料金はクレジットカード払い、バウチャーはないので、パスポートを見せるだけで手続き終了でした。

恒例のお部屋写真。マレーシアはなかなか良いホテルにお値打ちに泊まれます。

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お部屋もなかなかの広さです。地元で朝ごはんを食べてみたいので、朝食はなしの素泊まり1泊8000円程度の料金でした。

窓からはマラッカの町がよく見えます。右手にうっすらと見えるのが「マラッカ海峡」です。

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バスの中でうとうとできましたし、マラッカは1泊しか日程を取っていないのでさっそく街歩きに出かけます。町自体が「世界遺産」なので、いたるところに見どころはありますが最初はガイドブック通りに・・・。

12日の午後に訪れた場所はだいたい次の地図の感じです。右下の起点となっている場所がホテルの所在地です。ちょうど24時間ほどのマラッカ滞在なので、12:30ごろには頑張って外出します。

Melaka

最初に訪れたのはホテルからも近い「サンチャゴ砦」(ファモサ)でした。左下に見えるのがサンチャゴ砦で、小高い丘の上にあるのが「セント・ポール教会」です。きれいに整備されています。

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もう少し近寄ってみると・・・。暑いのですがたくさんの人が記念写真を撮っていました。

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整備された階段を上っていくと、マラッカ海峡が一望できます。タンカーと「海賊!」が浮かびます。

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セントポール教会の内部から十字架の方向。屋根なくなっていますが、500年前の建物であることを考えると、南国の厳しい自然や歴史の荒波の中、良く残っているなぁ、と感慨深いものがあります。

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ガイドブックによると、日本にも来たことがあるフランシスコ・ザビエルの遺骨がこちらに9ヶ月間安置されたのち、インドのゴアへと運ばれたそうです。内部には2mを超える石板型の墓標があります。詳しい歴史的なエピソードは、トニーさんのHPで。

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セントポール教会の丘からはマラッカ海峡を行きかう船がよく見えます。ムラナ・タミンサリ(マラッカタワー)がよく見えます。

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まだ「マラッカ海峡に沈む夕陽」まで時間があるので、先に街歩きを楽しみます。セントポール教会の丘を下っていくと、「時計台」がありました。

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時計台のそばには、マラッカのガイドブックには必ず写真の載っている「ムラカ・キリスト教会」があります。なかなか素人写真では、この美しい赤身がかったちゃいろが表現できません(涙)。

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マラッカ名物「トライショー」。極めて、運転手さんの趣味がでる装飾っプリです。結構大きな音で音楽をかけながら走っているのもありました。地元マレーシアの人でも観光用に利用していました。

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オランダ広場を後にし、マラッカ川をわたりチャイナタウン方面に向かいます。河口の方をみて写真をとりました。

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ジョンカーストリート入口にあるすごく有名なチキンライスのお店。行列ができているのでこの日はとりあえずあきらめます。地球の歩き方では「海南鶏飯団」として紹介されています。

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どちらかというと、華人の街のように感じましたがちゃんとモスクがあります。「カンポンクリン・モスク」は18世紀後半に創建されたとのことですが、すこしパゴダにも似た容姿で、モスレム主体の街のモスクとは少し形態が異なることに注目したいところです。

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カンポンクリン・モスクのミナレット。

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観光地然としておらず、普通に祈りをささげている方々がいらっしゃいましたので、中に入るのは遠慮して外からのみ、見学しました。

すぐそばにある「チェンフンテン寺院」(青雲亭)。1600年代に中国から運んだ資材で立てられたお寺とのこと。線香の香りが絶えることがないようです。

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本堂の内部。仏様に祈る人が絶えませんでした。

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チェンフンテン寺院からは、もうひとつ有名な香林寺もすぐそばに見えます。建物中央の上の方に「香林寺」と名が書かれています。

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香林寺の仏様。こちらは訪れる人も少なく、しずかな佇まいでした。

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香林寺は2階に上がることができました。香林寺の2階からチェンフンテン寺院がよく見えました。風都市もよく、午後の暑い日差しの中を歩き回ってきたので、少しゆっくり休憩しました。

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香林寺を後にし、途中でマラッカ土産を買ったお店の一つ。ヤシの砂糖もこちらで買いました。

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この日のお昼ご飯を食べる場所を探していると、いい香りがしてきました。

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この日のお昼ご飯は、「ミーゴレン」というマレー風の結構辛めの焼きそばにしました。お値段3RM。食堂のおばちゃんが手際よく作ってくれました。ライムを絞っていただきます!

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お店の外観。「ナシレマ」と「ミーゴレン」と書いてあります。おそらくお店の2大名物かと思われます。暑い気候にあって、辛いものがおいしかったです。場所は香林寺からジョンカーストリートの方向に曲がっていくところにありました。娘さんたちがサトウキビを絞ったり、お手伝いをしていました。

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ジョンカーストリートは、一番のにぎわう通りで車も多く、暑い盛りにもかかわらずたくさんの人ででした。

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ジョンカーストリートとの喧噪がちょっと暑苦しかったので、1本道を変えてトゥンタンチェンロックストリートへいきます。少し喧噪は鎮まるものの、ババ・ニョニャヘリテージなど有名な場所には人が多かったです。

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帰り道も「オランダ広場」を通ります。午後の陽ざしに教会や時計塔の色が映えます。

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もう少しホテルに戻ってくると、広場には「マレー鉄道」が展示してありました。

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ホテルへの帰り道、「独立宣言記念館」の前を通ります。もともと「マラッカ・クラブ」のクラブハウスだったものを、マレーシア独立までのさまざまなエピソードを展示する記念館へと改装したものだそう。

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ホテルの近くには、「カルフール」がありましたのでなんでも買い物できました。ビールと夕食になりそうなものを購入してホテルに帰ります。外でご飯を食べようと思いましたが、バスで4時間の異動で結構くたびれていました。

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ホテルに戻り、今日の散策で購入したマラッカ土産を並べてみます。ヤシの砂糖やタルトなど。

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「マラッカの夕陽」に備えてホテルでちょっと休憩をしてから、再びでかけました。「オランダ人墓地」をのぞいてみます。サンチャゴ砦から少しのぼってから、右の方に道をそれていくと墓地があります。すこしさみしい感じでしたが、日本の御墓のよう暗さはありませんでした。

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昼におとずれた「セントポール寺院」も、すこし夕焼けに染まりつつありました。

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マラッカ海峡を行き交う貨物船。やはり「マラッカ海峡」といえば海賊のニュースが思い出されます。

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マラッカ海峡に沈みゆく夕陽。意外なほどに普通でした・・・。

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この日は夕陽を見てからホテルに戻り、早めに休みました。